理念でもある「どこよりも商品点数を多く」はストアの大きな強みですが、その分商品ページのメンテナンス工数がかかってしまうのが課題でした。

Yahoo!ショッピングのお客様は「キーワード検索」や「カテゴリ一覧を下って」直接商品ページに訪問することが多いと聞いたことがあり、自分でもストアクリエイターProの「統計」のデータを見て納得していました。
その部分の対策は行い効果を出してきたのですが、長らく課題だったのが、
「流入してきた商品ページだけで終わらずに、他の商品も見てもらう回遊施策をメンテナンス工数をかけずに行う」ということでした。

そこで営業の方から勧められたのがB-Spaceでした。

実際導入してみたら、お客様の属性にあわせて掲載する商品を決められるし、スライド表示できるので見ている人も飽きない。それと、もしこれをB-Spaceなしでやろうとすると全商品ページにHTMLを埋め込む大変な作業になってしまうのですが、とても簡単に一括設定できてしまうのです。 そして、なんといっても「初月無料で試せる！」ということを聞き、導入への迷いは全く無く、即決しました（笑）。

最初はPC版のページで「動く！商品棚」を使っていたのですが、今年の8月にスマートフォン版の同機能がリリースされたということを知り、ほどなく導入を決めました。

というのも、年々スマートフォンからのストア訪問が増えていて、特に「5のつく日」などのキャンペーンの期間はストア全体UU（訪問者数）の約半分がスマートフォンからになるので、使わない理由がなかったですね。

実際、導入前後で、スマートフォン版のストア全体の回遊率が15.3％アップ、購買率が27.3％アップという結果（※）になりました。

商品をスライド表示する機能は、ストアクリエイターProではスマートフォン版の設定が標準装備されていないので、B-Spaceならではなのだと思います。今後は、スマートフォン版の他の機能も試してみる予定です。

※スマートフォン機能利用開始日の前後（開始前3週間と開始後3週間）で比較した国華園様の実績

B-Spaceを導入後、最初に使った機能がPC版の「動く！商品棚」でした。便利だと感じたのが、商品のカテゴリを絞って表示させる機能です。
というのも、弊社では、「食品」から「精密機器」まで、多種多様な商品を取り扱っているため、別カテゴリの商品を訴求してもお客様にささらないと思いました。そのため、各商品ページで、同一カテゴリ内の商品だけが表示されるように設定しています。

商品ページの上部に表示している理由はズバリ！　購入前のまとめ買い促進です。うちのストアは同梱配送もやっていて、対象商品はページ上部で訴求しているので、そこに商品棚を置くことでさらなるまとめ買い促進になればいいなと思いました。この訴求を開始してからは、あくまでも感触ですが、まとめ買いが20～30％くらいは増えました！

一番の狙いは「ストアのにぎわい感、更新されている感」を出したかったことです。

商品数が多くストアの規模が大きいことあり、新鮮な情報を更新してお客様に「新しさ」を感じてもらうのって、きちんとやろうとするとすごく手間のかかる作業なのです。
でも、「にぎわいタイムライン」はリアルタイムで購買情報やレビューのコメントなどを流して表示してくれます。商品が売れていく様子を視覚的にアピールできるので、これがあるだけで断然印象が変わります。

あと、副次的な効果ですけど、「今何が売れたか」がパッと見てすぐにわかるので、うちの社員も気になってよく見ていますね（笑）。

B-Spaceを導入して、手間をかけることなくストアをにぎやかにすることができ、その結果、回遊率・購買率が向上して、本当に満足しています。

費用はかかりますが、全部手作業でやる場合の手間や効果を考えると正直「激安」です（笑）。迷っている方には自信を持ってお勧めしたいです。