もともと卸売事業で実績があり、自社に万単位での品ぞろえがあるglass OneR様。ネット通販で売れ行きのよい海外並行輸入品を中心に販売商品を3000以上に増やし、売上を伸ばしてきました。

広告も活用することで集客も順調でしたが、さらなる成長のためには、ある課題がありました。

『商品数が増え、お客様も増えましたが、最安値で検索して単品買いされるお客様も多く、 回遊ページ数や滞在時間が伸び悩んでいました。客単価を伸ばしたいとも考えていました。』

コスメのような型番商品を扱うストアにとって、価格競争で勝てるのは大きな強み。

一方で、最安値の検索で来店されたお客様は、目的の商品のみを購入する傾向も強く、買いまわりの促進が必要だったといいます。

『ページの改善で何とかしたいと思いながら、具体的な方法を見つけられずにいました。営業担当の方から「回遊率アップが期待できるツールができた」とB-Spaceの提案があった時に、すぐに導入を決めました。』

こう話してくださったストア運営の責任者の斎木様。具体的には何が決め手になったのでしょうか？

『まず画像が自動で切り替わる「にぎわいバナー」が設置できるのが、一番の魅力でした。トリプル加入の必要がなく価格もお得でしたし、設定が簡単なことも導入の決め手になりました。』

B-Space導入の決め手にもなった「にぎわいバナー」をglass OneR様は全ページの共通エリアであるヘッダー部分に実装されています。どんな効果があるのか斎木様にお話を伺いました。

『弊社では、毎月さまざまなセールやキャンペーンを行っています。しかし、最安値の検索で商品ページに着地して単品買いされるお客様には、 その情報を見てもらうことさえ難しかったのです。
にぎわいバナーにキャンペーンやセール情報を掲載し、バナーが全商品ページに表示されるように、共通エリアのヘッダーのフリースペースに貼り付けています。
これなら、検索買いのお客様にも見てもらうことができると考えました。』

にぎわいバナーは、横型、縦型、追従型など5つのバナータイプから選択可能です。

全商品ページの最上部に大きなバナーを表示するには、共通エリアから「ヘッダー」を選び「フリースペース」に横型を設定しましょう。

バナーは自動でスライドするので、複数のキャンペーンを一度にアピール可能ですし、各バナーに掲載期間をあらかじめ設定できるため、スケジュール管理や手動メンテナンスの手間も省けます。

次に、実際に「にぎわいバナー」は簡単に設定できたのかを伺ってみました。

『初回はマニュアルを見ながらだったので少し時間がかかりました。
2回目以降は素材さえあれば、短時間で設定できるようになりました。』

B-Spaceにあわせた素材の準備を、手間だと感じなかったのでしょうか？

『以前はバナーのサイズ等は決めていなかったのですが、にぎわいバナーを採用してから毎回同じサイズでバナーを用意するようになりました。結果的に、毎月の更新準備の時間が短縮され作業効率もよくなったと感じています。』

この記事をご覧の方の中にも、さまざまな業務に追われ、新たなツール導入にまで手が回らないとお考えの方もいるかもしれません。 しかし、B-Space導入でむしろ作業時間を短縮し、効率的なストア運営を実現できる例もあるようです

『にぎわいタイムラインは、最初はにぎわっている感じが出せるかな程度に思っていました。

実際に導入してみると、ポジティブなレビューを出すことがお客様の不安を解消し、信用につながっていると感じます。』

にぎわいタイムライン」は、「優良レビュー」や「購入情報」をお店からのお礼を交えてタイムラインで表示できるサービスです。

「お店がにぎわっていることが伝わればいい」
当初、glass OneR様はシンプルな狙いで設定されました。しかし、お客様の不安を解消したとは、どういうことでしょう？

その効果は、glass OneR様の主力商品のひとつである「海外並行輸入品」の販売に現れました。

他にも「にぎわいタイムライン」の導入により、解決した課題はあったのか聞いてみました。

『通常、お客様は商品ページまでいかないとレビューをみることができません。にぎわいタイムラインをトップページに掲載することで、 お客様は自ら探さなくても評価の高い商品をみつけることができます。結果、回遊施策になっています。』

現在のところ、にぎわいタイムラインは評価点でレビューを表示し、商品選択はできません。その仕様について、不便は感じないのでしょうか？

『弊社はYahoo!ショッピングで3000以上の商品を販売していますが、大量の商品の最新レビューを人の手で反映するのは困難です。また、人手ではどうしても店舗側が「売りたい」商品を選んでしまいますし、偏りも出てしまいます。

その点、にぎわいタイムラインは評価点の高いポジティブな最新レビューを次々に表示するので、お客様目線でさまざまな商品を紹介できます。』

glass OneR様の取扱商品は、海外、国内のブランドコスメを中心に実に3000以上。手動反映で最新情報を出すのは困難ですね。さらにコスメは、お客様それぞれに目的や好みが異なり、多様なニーズに応えた商品提案は難しい側面もあるのだとか。

実際にお客様が購入された商品レビューが表示される仕様は、最新のニーズや使い心地まで把握し、様々な商品を提案する「商品コンシェルジュ」の役割を果たしているといえるでしょう。

「動く！商品棚」は、性別・年代・評価など設定された属性の売れ筋商品をランキング形式で生成し、画像付の商品棚として自動陳列するツールです。

はじめに、glass OneR様のストア運営責任者である齊木様に、「動く！商品棚」に期待していたことをお伺いしました。

『正直に言うと「動く！商品棚」について、具体的な効果をイメージできていなかったんです。
しかし、他社さんの活用事例を拝見して「動く！商品棚」によって、いつでも新鮮な情報を出していけることに気がつきました。』(斎木様)

ここで、斎木様が「いつも新鮮な情報を出せる」ことに着目した理由はなんでしょう？

まず「新鮮な情報」とは？　それは今、売れている商品、評価の高い商品のこと。
それらを「出し続ける」とは、お客様の目に付く場所に優先的に表示し続けることなのです。
売れる時に売る、売り時を逃さないことの積み重ねは、ネットショップの売上を作る基本ですね。

ただし、現実には「いつも新鮮な情報を出す」のは、簡単ではないことも教えてくださいました。

『弊社は取扱い商品数が3000以上と多く、売れ筋の商品や在庫状況は日々変化します。
今売れてる商品を紹介しようとしても、手動更新では間に合わない場合があります。
バナー作っている間に商品が売り切れて、作業が無駄になったこともありました。』（齊木様）

せっかくの売り時に、手動更新が間に合わない。貴重な人手や時間が無駄になることがある。
このような「二重の損失」が、たびたび起こっていたというのです。

なぜglass OneR様は、B-Space導入でこの課題が解決できると感じたのでしょうか？

『「動く！商品棚」を設置すれば、自動で最新の売れ筋商品が画像付で陳列されます。
在庫切れ商品は非表示になるのでスペースが無駄になることもなく、より多くの商品を露出できるのもいいですね。』（齊木様）

あらためて「動く！商品棚」の機能をご紹介することで、その理由をご説明しましょう。

「動く！商品棚」は、唯一Yahoo!ショッピングのデータと連動することにより、24時間最新の売れ筋商品を陳列し売上アップをサポートします。
そのために、貴重な「人手」「時間」「制作コスト」を無駄にすることもありません。

glass OneR様の主力商品である化粧品は、世代や性別により好みやニーズが異なります。
全ての来店者に画一的に売れ筋商品を陳列しただけでは、個々のニーズにあった商品を提案したことになりません。

「動く！商品棚」は、Yahoo!ショッピングの売上実績と連動して、「性別」「年代」「評価」に対応した売れ筋商品を自動抽出します。設定は簡単、難しいリサーチも不要で、お客様のためにカスタマイズされたような商品棚が完成します。